点数を気にしても意味がない

自分の車に点数がつけられて、そのうえで出品されると聞くと、少し緊張してしまうかもしれません。それが、自動車オークションを通して自分の愛車を売却しようと思っている人たちが経験する事柄です。一般的に、オートオークションに車を持ち込んで、そこで売却したいと思っている人のねらいは、「自分の車を高く売る」ということです。その目的を達成するためには、やはり高い評価を得る必要があります。とはいっても、今の自分の車がどのような状態かという現状に基づいて判断されるわけですから、その通りの正当な評価が下されることになるだけですので、不当な評価をされるのではないかという心配は無用です。

または、何かの裏ワザによって点数をあげることができるわけでもありません。そのように考えると、自動車オークションに出品される車に対する評価は、代行業者ではなく、オークション会場の担当者がすることになりますので、どのような基準で代行業者を選べばいいのでしょうか。もちろん手数料が安ければそれに越したことはありませんが、もしほかの業者に比べて極端に安いようであれば、それはそれで心配です。ですから、信頼の置くことのできそうな、しかも手頃な代行手数料で仕事を行なってくれる業者を選ぶようにしましょう。ところで、自分の車に対して点数がつけられて、それが目安になるのが自動車オークションですが、どのようなランクに分かれるのでしょうか。その方法として、10段階の評価に分けられます。これは、車の程度や状態に基づいて判断される数字です。

最高点を取ることができると、Sという評価になります。このような評価を得ることができるのは、車を大事に乗ってきたからということだけでは獲得することはできません。これは、新車登録から1年未満の車にのみ与えられるランクですので、現実的な見方をして、努力して獲得できるようなものではありません。事故車に対しては、そうであることが一目でわかるように点数がつけられています。ですから、その点では自動車オークション会場で車を購入する側にとっては、それを承知で購入することになります。しかし、オークションに持ち込んで車を売ることの目的は、自分の車を高く売ることですので、高い点数を得ること自体が目的ではないことを忘れないようにしましょう。点数は、その車に対しての正当な評価です。